九月十日 現代訳
「九月十日」
去年の今夜 清涼に侍す
秋思の詩篇 獨り断腸
恩賜の御衣 今此に在り
捧持して 毎日餘香を拝す
去年の今夜は、重陽の後朝(9月10日)の宴に招かれ、宮中の清涼殿で帝のそば近くにお仕えしていました。帝から「秋思」という勅題を賜わった一編は、昔と今の大きな変化に堪えられず、悲しく腸を絶つような切実な思いをこめて詠んだものでありました。
※ 十分な奉公も叶わぬまま徒に年をとってしまったこと。
それにもかかわらずお褒めを戴き、その時に賜わった御衣が手もとに今こうして置かれています。日ごと捧げ持っては、残り香を拝し、帝のことをお慕いしております。
見開き 御朱印 1枚 千円 (牛嶋天満宮)
送付手数料 300円
※ 御朱印帳に直書きもいたします。
ご希望の方は、メールでご連絡ください。
usijima020502-jinjya@yahoo.co.jp
0コメント